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コスト工学・図書シリーズ

背景・根拠

コストテーブル | コスト工学図書:コスト改善 指導マニュアル


書籍の概要

本書は、標準的なコスト概念やテーブルを持たない外注先に対し、標準コストを適用する際の指導・育成ノウハウ書として著されたものです。コストテーブルなる道具は、客観基準としての価値を求めて膨大な投入努力を経て作り上げられます。その根底には「コストを自前でコントロールしたい」という願望があります。購入する立場においては、標準という概念を定量化したコストテーブルをベースに特定品目について査定した結果値と現行決定値を比較し、その差額を取り戻す行為がコストダウン活動となります。

その「差額を取り戻す」やり方には、差異比較したらこれだけ差額が明らかになったので以降は「これで出来るはずだからこれだけしか払わない」という強圧的なやり方、一方、差違比較から「差違の要因はこれこれである、この要因はこうして改善すればコストは必ず下がる」といった具体的な改善の指摘から実践を経て、その結果についてコストダウンを図るやり方があります。本書は、後者のやり方について具体的に解説してあります。コストダウンの実践展開に於いて外注先への支給・提供による説得あるコストダウンに役立てていただければ幸いです。

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本書の内容(目次)

書籍内容の詳細・価格
  • 【第1章】経営管理とコスト改善活動

    • [1]経営(企業)とは何か

    • [2]改善活動と生産性の理解

      • 生産性とは何か
      • 生産性評価のしかた
      • 生産性の向上を阻害する要因は何か
    • [3]改善活動の中核・小集団活動の進め方

      • 小集団活動から始まる職場の活性化
      • 小集団活動の目的とねらい
      • 各社に見る小集団活動成功のカギ
      • 活動の基本的な進め方
    • [4]改善活動に取り組む為のマインド領

      • 生産性の向上と改善の理念
      • 改善に対する見方と考え方
        • 改善とは何をすることか?
        • 生産・能率向上とは何か?
        • 能率向上の考え方、取り組み方
        • 生産・能率向上の評価のしかた
      • 改善活動10の基本思想
      • 人の心理作用が職場を変える
    • [5]コスト改善テーマアップのしかた

      • いろいろな作業方法のつかみ方
      • 作業測定手法の選択方法
      • 標準作業方法の決め方
      • 標準コスト理論と求め方・決め方
      • 標準コストテーブルの上手な活用法
      • 標準値/現状値の差額解析方法とコスト改善テーマの見つけ方
  • 【第2章】あるべき姿とコスト改善の進め方

    • [1]レイアウト改善の展開と進め方

      • 改善の目的とねらい目
      • 具体的なレイアウト分析のしかた
      • 基本的な着眼点と現状問題点の把え方
      • 原理・原則適用による問題解決法
    • [2]工法・工程改善の展開と進め方

      • 改善の目的とねらい目
      • 具体的な工法・工程分析のしかた
      • 理論/現状値の差異比較による改善法
      • チェックリスト活用による問題解決法
    • [3]使用設備・能力改善の展開と進め方

      • 改善の目的とねらい目
      • 設備選択の理論算定基準
      • あるべき姿と現状問題点の把え方
      • チェックリスト活用による問題解決法
    • [4]直接作業改善の展開と進め方

      • 改善の目的とねらい目
      • 具体的な直接作業分析のしかた
      • 機能追求観点からの問題点の把え方
      • 原理・原則適用による問題解決法
    • [5]掛持台数改善の展開と進め方

      • 改善の目的とねらい目
      • 掛持台数の考え方・求め方
      • 基本的な着眼点と現状問題の把え方
      • 原理・原則適用による問題解決法
    • [6]作業・加工条件改善の展開と進め方

      • 改善の目的とねらい目
      • 掛持台数の考え方・求め方
      • 基本的な着眼点と現状問題の把え方
      • 原理・原則適用による問題解決法
    • [7]段取り改善の展開と進め方

      • 改善の目的とねらい目
      • 基本思想と分析的な見方・考え方
      • 基本的な着眼点と現状問題の把え方
      • チェックリスト活用による問題解決法
    • [8]作業管理改善の展開と進め方

      • 改善の目的とねらい目
      • 具体的な稼働分析の進め方
      • 基本的な着眼点と現状問題の把え方
      • チェックリスト活用による問題解決法
    • [9]材料歩留まり改善の展開と進め方

      • 改善の目的とねらい目
      • 掛持台数の考え方・求め方
      • 基本的な着眼点と現状問題の把え方
      • 原理・原則適用による問題解決法
    • [10]取り数改善の展開と進め方

  • 【第3章】発想技術と改善の進め方

 

◇ 書籍購入前にパンフレットで内容見本をご覧下さい。◇

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書籍の詳細情報

タイトル
コスト改善指導マニュアル
ダウンロード版及びCD-ROM版
著者
与那覇三男 著
国会図書館で著書を参照する
シリーズ名
コスト工学・電子図書シリーズ!
出版地(国名コード)
JP
出版地
東京
出版社
日本コストエンジニアリング株式会社
初 版
2014年
最新版
2024年度版
大きさ・容量等
CD-ROM 1枚 ; 12cm + 説明書 1枚
ホルダー入 (32×23cm)
ISBN
978-4-908684-08-1
価格
72000円
JP番号
22683569
NDLC
YH231
NDC(9版)
336.85 : 経営管理
対象利用者
一般
資料の種別
電子資料
DVD・CD
文書データ
言語(ISO639-2形式)
jpn:日本語

創作・著者紹介

与那覇三男 写真

 経営工学士 与那覇三男 (M.yonaha)

沖縄県宮古島市下地字与那覇出身 法政大学卒 日本電気(NEC)、日本精密機械㈱、ジエムコ日本経営・経営コンサルタントを経て,現在、工業物理学作家。

IE、VE/VD、PFM技法を駆使した製品設計時点に於けるコストのデザイン指導やIT・プロフィット・フロント・コストローディングシステム(PFM)の開発,工法・工程設計技術の指導,開発技術購買の指導, 工場管理最善化指導コンサルティングなど,徹底した三現主義を指導理念に、世界市場に於けるもの作り基準データベースを中核に工場管理会計、管理工学の実践指導グローバルエンジニア。

高度ポリテクセンター・コスト工学講師。東京都大田区田園調布在住。

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