コスト工学(Cost Engineering)とは、物づくりする前に原価保証と品質保証を確約するエンジニアリング体系です。
原価保証は、売価ー利益=原価を確実に執行することであり、この管理実現は持続的な利益先取り経営(Profit Front Manegement)体質構築に大きく寄与します。この「PFM手法」適用は、工場管理会計ツールをベースに、企業経営は、まず利益を先に獲得する、という会計思想を重んじます。プロダクト収益確保を計画的、絶対的なものにするには、物づくりプロセス全体(PLM)で客観的事実を実証するコスト工学体系(価値工学、生産工学、固有工学、管理工学など)を駆使し、フロントローディングから常に「損益が見える化」のモニタリング経営に役立てる必要があります。コスト工学図書シリーズは、こうしたエンジニアリング体系についての理論と実践技法を多面的にマニュアル化し提供されております。
なお、本図書シリーズは、国立国会図書館(東京・関西)で本体内容閲覧ができます。(書店では販売しておりません)
本書シリーズは、物づくりプロセスの行為ごとにコスト工学理論に裏付けられ科学的に測定された実践データ(作業条件、加工条件)が工程別・機械別に収録されております。対象図面に対し働きかけて得られた標準コスト算定水準は、標準原価計算制度下で運用され製品基本設計段階でのフロントコストデザイン、機能設計段階でのVEコスト設計及び工場内物づくり工程での目標管理や外製調達品の妥当性評価、これら実績コストとの差額解析から合理的なコストダウンの実践、最適調達のコスト評価・商談モノサシとして、ご利用いただけます。また、本書で活用されている緒元データベースは、コストデザインやコストシミュレーション、コストダウンなど実務用にパソコン・プログラム化「本サイト別売」されています。直接原価計算制度下での社内製作費(ECS)や外製調達(PCS)価格の迅速な妥当性評価用などの援用には特段に有効です。
◇書籍購入にあたっては、本サイト上から素早く「ダウンロード版」を購入する法(請求書、納品書もダウンロード)とご注文後にお届けする「CD/ROM版」を購入する法(請求書、納品書同梱)の二通りがあります。(なお「CD/ROM版」は、Amazonでも取扱っております)
◇グローバル・コストテーブル情報(付帯版)は、東アジア地区版、ASEAN地区版、北米地区版、中南米地区版、欧州地区版、ロシア地区版など、64生産地×職種毎に別途、有償頒布されております。(日本語対応)
本書は、経営管理者の意思決定ツールである管理会計(利益管理会計、原価管理会計、業績管理会計)について、その実践ノウハウを体系化してあります。利益管理会計は、利益計画や部門予算を策定して目標利益を確保すべく具体化法。その働きは計画と実績の比較から差異を明らかにし是正措置の策定をして利益の最大化を図ります。
原価管理会計は、発生する原価を変動費と固定費に分け、限界利益を得ようとする製造直接原価会計と製品標準原価会計を実施して目標原価に到達すべく働きを実証します。業績管理会計は、上記双方から導き出された計画について、その差異比較による有効性評価の実証法を著してあり、経営者、管理者の意思決定マニュアルとしてご利用いただけます。
本書は、原価計算制度下における実践規範「原価計算基準」の補完版マニュアルです。製品原価としての正常価格を正確に計算するのに必要な科学的、統計的調査データを基準制定した技術情報内容(データベース)になっています。本書援用により科学的標準原価に基づく原価計算と実績原価の計算は、その実践を通して原価差異を把握・分析することができ、製造工程上の課題を定量的かつ工程箇所別に識別することが可能なことから経営管理の能率化を図る事が期待できます。経営管理における、より迅速、より正確な意思決定の指標・モノサシとして工場経営者、事業企画、原価企画、開発設計、生産管理、原価管理者の実用マニュアルとしてご利用いただけます。
本書は、管理会計の深化を補完します。フロントローデイングから業績評価までの経営管理におけるすべての物や行為行動(5M)について、設計仕様段階からもれなく原価(コスト)との因果関係とその根拠を明らかにし、真の原価を導き正しい業績評価を導きだす内容になっています。 物づくりプロセス領域での各段階で関連する経営工学(価値工学、生産工学、原価工学、管理工学)各分野の理論展開と援用から客観的事実を実証した後、科学的測定技法を駆使し、データベース化及びシステム構築された内容を図解で掲載してあります。グローバルコスト査定や原価水準の深化評価の際に実践マニュアルとしてお役立ていただけます。経営者、事業企画、管理者の必携書!!。
本書は、標準コスト算定技術マニュアルの理論体系や工程設計技術情報(加工技術条件、作業条件)を工法別(プレス板金加工、切削加工、樹脂成形)に引継ぎ援用し、対象とする部品図(大きさ、精度、材質・・)から、この工程や設備機械で加工(作業)するのに「かけるべき時間」は、この時間が「原理的に、客観的に妥当である」として、標準時間テーブル化されており、併せて世間相場を反映した日本国内の標準的加工費率(賃率)と共に数表化されています。バックラウンドとなるデータ緒元は「標準コスト算定技術マニュアル」です。社内製造現場の目標管理と合理化推進のツールとして生産管理者、生産技術者、品質管理者の方にお薦めします
本書は、フロントローディングに物作りプロセスのノウハウを持ち込んだ実践内容になっております。製品収益コンセプト設計をベースにした機能設計さらには機能分野別設計段階で合理的なコスト割付手法をシステム化した『コストプランニング実践法』、業種別原価算定技術基準データを網羅し詳細図段階で標準コストを導く『コストエンジニアリング実践法』製品や部品製作前に損益を徹底精査しモニタリングする『コストコントロール実践法』生産段階で常に損益を把握し異状な管理状態を未然に防止する『コストマネジメント実践法」から構成されており、付属の実践用CACシステムの年度版で実証可能になっております。原企・生技・開発設計者の必携書。
本書は、多様性に富む機械加工部品についての標準的原価計算法と加工ノウハウを体系化した実践マニュアルです。いろいろな旋削加工法、加工条件、刃物特性条件、材料披削性などの諸条件を導き出す技法とデータベースを掲載。これらデータベースを緒元に「工法別・標準原価計算テーブル化」及びプログラム化されたソフトウエアー「機械加工・標準原価計算システム」が搭載してあり、機械加工品の標準原価を客観的に素早く査定・評価することができます。目標原価設定や調達コスト算定用に開発設計者、生産管理者、生産技術者、調達管理者、品質管理者で活用されることをお薦めします。
本書は、標準原価計算を技術支援し、原価管理会計の導入段階あるいは深化段階で必須な物づくり技術情報として、基準となる実践マニュアル・データベースです。必要な時に良いものを、早く、安く作るとした物づくりの基本姿勢の実現にあたって、物づくり工程プロセス及び工程内加工プロセスの開発と設計を素早く可能にすることを焦点に多くの算式、図解を用いてわかりやすく解説した内容になっています。科学的な工場管理を目指すも、あるいはフロントローディングでのコストデザインにあっても、物づくりプロセスの解析等に困難を極める際など、開発設計者、生産技術者のDR/CRにご利用いただけます。
本書は、プレス板金品について精密プレス板金加工機を中心にその前後工程、塗装やメッキ加工等について、加工工法の選択法、工程別加工条件(spm)の決め方などの技術条件を導き出す技法とデータベースを掲載。これらデータベースを緒元に「工法別・標準原価計算テーブル化」及びプログラム化されたソフトウエアー「プレス板金・標準原価計算システム」が搭載してあり、プレス部品の標準原価を客観的に素早く査定・評価することができます。目標原価設定や調達コスト算定用に開発設計者、生産管理者、生産技術者、調達管理者、品質管理者で活用されることをお薦めします。
本書は、開発設計で創り込まれ生産技術で精査された必達原価である標準原価データと製造仕様書(指図書)を受けて、与件である原価保証実現のための最善化技法について著してあります。
最善化とは最経済的な行いをいい、伝統的な「やってみて、つぶしてみて、だめならそれから考えれば良い」とした事業のあり方をあらため、物づくりする前に予見できるであろう機会損失(ムダやロス)は源流から製造現場まで徹底して排除したあとで物づくりすべしとした利益先取り経営(Profit Front Manegement)実践のためのマニュアル構成内容になっています。原価管理、生産管理、生産技術、購買担当者の必携書としてご活用いただけます。
本書は、樹脂成形(インジェクション)品について、汎用成形機(20~2000トン)、二色成形機(20~2000トン)の仕様データベースを保有し、工程設計技術の体系化から、加工工法の選択法、成形条件の決め方などの技術条件を導き出す技法とデータベースを掲載。これらデータベースを緒元に「工法別・標準原価計算テーブル化」及びプログラム化されたソフトウエアー「樹脂成形・標準原価計算システム」が搭載してあり、成形品の標準原価を客観的に素早く査定・評価することができます。目標原価設定や調達コスト算定用に開発設計者、生産管理者、生産技術者、調達管理者、品質管理者の実践マニュアルとしてご活用されることをお薦めします。
開発購買が設計段階からコストの作り込みをするアプローチであるのに対し、技術購買は、既存購入製品・部品に対しVA的視点から機能購買技法、購買仕様からの有利購買技法、物づくり製造仕様からの理論購買技法を展開します。本書では、購買倫理に始まり、適正購入コストの理論武装、購買品へのコストダウンアプローチ法、取引先の改善指導要領、有利価格決定プロセスと商談の進め方、経営分析法と業績評価の進め方、新規購入先開拓の進め方、国際調達の進め方等々について著してあります。直材費(外部調達品)のコストダウン必然性に直面したとき、徹底した理論武装から科学的プロセスを踏まえて「合理的な商談」を確実に実行推進する手法を収録してあります。プロバイヤー、資材・購買部長のコストダウン実務指南書としてご活用いただけます。
開発設計時点において、自ら作図された部品に対し、この種の材料を使って、これだけの大きさや形状、精度を要する部品を、この設備・機械で作るとした時「製作可能なるコストは一体いくらなのか」について素早く読み取れる様に数表化されています(テーブル単位は円で記載)。DR&CR段階での目標コスト実現化を実証し、出戻りのない設計出図で機会損失を未然に防止するツールとして、開発設計者、製造技術者のコストガイドにお使いいただけます。
本書は、もの作りノウハウをコストに置き換えたコスト算定技術・実践マニュアルです。標準コスト理論の詳述から始まり、工法(プレス加工・板金加工、切削加工、樹脂成形)に関する工程設計手法や設備能力選定法、加工条件設定緒元などのモノ作り基準、「加工技術基準」を図解で体系的にまとめてあります。工法別の加工工程については、コストテーブルの作成緒元となる時間公式や加工条件値データ、材料特性情報などが詳述してあります。生産技術者、設計技術者、購買技術者、品質管理者の方など、もの作り技術の体系的基盤構築啓蒙書として役立ちます。
頻繁に要求される顧客からの引き合い見積り時点で「適正な売価」を算定するガイドブックです。売る立場で、この部品(プレス品、切削品、樹脂品)を受注するとしたら「標準的適正な加工時間と加工費率は一体いくらなのか」を素早く読み取れる様に数表化してあります。バックラウンドとなるデータ緒元は「標準コスト算定技術マニュアル」です。顧客指値や受注競合先間のコスト水準を計り知り、有利受注や失注の未然防止用ツールとして販売・営業担当の方に活用されることをお薦めします。
本書は、標準コストテーブルを使って見積った部品工程ごとの標準コスト査定価格と加工先(社内、外注)の現状価格との差額解析法、差額が発生する要因の見出し方、さらには改善テーマ別改善の考え方や進め方の手順などについて詳述してあります。 具体的には、工程改善の進め方、作業方法改善の進め方、持ち台数改善の進め方、設備・機械条件設定改善の進め方、作業管理改善の進め方等々について執筆されております。更なる、コストダウン活動の実践指導用に工場管理者、生産技術者、購買技術者の方に活用されることをお薦めします。
外製品発注時点での「適正な購入価格査定用」ガイドブックです。買う立場で、この部品(プレス、切削、樹脂品)を外注発注するとしたら「適正な加工時間と加工費率は一体いくらが適正なのか」その妥当性を素早く読み取れる様に数表化してあります。バックラウンドとなるデータ緒元は「標準コスト算定技術マニュアル」です。外製発注品の指値や理論購買、開発購買、PL購買の合理的ツールとして資材・購買担当の方に活用されることをお薦めします。
本書は、標準原価計算を技術支援する「機械加工コストテーブル便覧」の技術的バックラウンド・緒元版です。コスト作り込み段階で必須な物づくり技術情報として基準となるデータベースです。必要な時に良いものを、早く、安く作るとした物づくりの基本姿勢の実現にあたって、物づくり工程プロセス及び工程内加工プロセスの開発と設計を素早く可能にすることを焦点に多くの算式、図解を用いてわかりやすく解説してあり実践マニュアルとして、コスト設計に携わる方々にご活用いただけます。
本書は、いろいろな旋削加工機、フライス加工機、穴明け盤、研削盤、その他特殊加工の分野に及ぶまで広範囲にわたり、それぞれ加工工程ごとに加工条件、刃物条件、材料披削性などの諸条件から加工品特性を反映させた結果を標準加工時間としてまとめてあります。又加工費率(賃率)についても加工機械ごとに標準データを掲載してあります。バックラウンドとなるデータ緒元は「標準工程設計技術マニュアル・機械編」です。作る立場でのQC工程表をベースとした目標コスト設定やコスト算定用に生産管理者、生産技術者、品質管理者で活用されることをお薦めします。
本書は、標準原価計算を技術支援する「プレス板金加工コストテーブル便覧」の技術的バックラウンド・緒元版です。コスト作り込み段階で必須な物づくり技術情報として基準となるデータベースです。必要な時に良いものを、早く、安く作るとした物づくりの基本姿勢の実現にあたって、物づくり工程プロセス及び工程内加工プロセスの開発と設計を素早く可能にすることを焦点に多くの算式、図解を用いてわかりやすく解説してあり実践マニュアルとして、コスト設計に携わる方々にご活用いただけます。
本書は、プレス・板金加工について、どこかの現場の作業測定をしたら「こうであった」という時間ではなく、この設備機械で作業するのに「かけるべき時間」は、この時間が「客観的に妥当である」という内容が標準加工費率と共に数表化されています。バックラウンドとなるデータ緒元は「標準工程設計技術マニュアル・板金編」です。作る立場でのQC工程表をベースとした目標コストや調達コスト算定用に生産管理者、生産技術者、品質管理者で活用されることをお薦めします。
本書は、プレス部品図から型費が素早く見積もれるデータブックです。プレス型を12形状の基本パターンに設計し、そのパターンごとに構成部品を定めてあり、それぞれの型構成部品をプレス部品図から使用材質、形状、精度、大きさなどを対照することにより、どの様な形状品でも簡単に型価格が算出される様にしてあります。(単位は円で表記)
型費の査定コストテーブルがないとき、あるいは型費の妥当性を査定したいとき、設計者、生産技術者、購買技術者の方に活用されることをお薦めします。
本書は、熱可塑性樹脂の射出成形について、材料選択法、材料計算のしかた、所要成形機の能力計算方法や考え方、成形機の違いによる取り数の求め方、樹脂材料ごとの成形条件とそれらに基づく成形時間データ集、処理工程などについての作業時間テーブルをまとめてあります。又加工費率(賃率)についても加工機械ごとに標準データを掲載してあります。バックラウンドとなるデータ緒元は「標準コスト算定技術マニュアル」です。作る立場でのQC工程表をベースとした目標コストや調達コスト算定用に生産管理者、生産技術者、品質管理者で活用されることをお薦めします。
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