|
| ||||||
|
|
|
コスト見積りや査定の根本は、理路整然としたコスト理論の取得がすべてとなります。コスト見積り技術者としてのコストエンジニアがなかなか育たない理由の一つに体系だったコスト構築理論の理解不足が挙げられます。
多くの見積り図面を手にして、客観的なコスト理論やVE手法、工程設計手法を持ち合わせていないばっかりに説得ある工数やコスト算定ができない、評価運用ができないなどという現象は各社とも少なくありません。
コスト査定される結果としての工数やコストは、その算出根拠が客観的に証明されたものでなければ運用に及ばないどころか、正しい評価がされなければ企業収益に大きな影響を及ぼしてしまいます。コスト見積もりの効率化やツールを扱う前に下記に示すエンジニアリング能力の修得に全力を上げてほしいものです。