コストはどこかの現場で測定したらこうなりました、という筋合いのものではなくコストの発生根拠を次表の如く理路整然と体系化した後、それら変動要素（コストパラメータ）について理論と科学で実証する必要がある。ＣＡＣシステムでは、物づくりの基本動作である手扱い時間については国際標準であるＷＦ法を適用し、マシンタイムについては世界標準として権威あるMethod Study書・マシニングデータハンドブック(Machining Data Handbook)をコアに援用することで客観性を維持している。掲載エンジニアリングデータベースは、長年にわたり弊社で測定精査され実証確認後、標準コスト算定技術マニュアル及び標準コストテーブル便覧として有用化され、日本国内版や他国版として多くの加工区や業種に援用されている。